市民ランナーが肌で感じたランナーへの絶対に気を付けてほしいマナー
市民ランナー人口が増えていくと、自然とランナーのマナーに
目を向けてしまいます。ランナーの人口が増えていくのに比例して
ランナーへのクレームも増えていくのが当たり前ですね。
私の場合は、マラソン練習コースを散歩道として歩いたりする場合も多く
そこで目に留まった気をつけるべき、または気をつけてほしいマナーを
紹介したいと思います。
このページを閲覧してる人の大半が市民ランナーだと思いますので
できるだけ、最後まで読んで頂きたいと思います。
目次
場所のルールを守らない
まずは、練習場所のルールを守らない。
これは人としてどうかなと思うところがあります。
いくつかの点を以下で説明したいと思います。
反時計回りに走る事(皇居ランでのルール)
聖地と呼ばれている皇居ラン。
行ったことのない人は一度は行ってみたいと思う場所。
ここにもちゃんとルールはあります。
その中でも代表的なルールといえば、反時計回りで走る事です。
昔から皇居で練習している人にとっては、
時計回りの方がいいと思うランナーもいると思いますが、
マナーはマナーです。
ちゃんと守りましょう。しっかり皇居の回りに
反時計回りで走りましょうと書いてあります。
個人的な感覚ですが、ベテランのランナー(40~50代)や
外国の方に多く見られます。
※外国の方は仕方ないにしても日本人でしたらしっかり守りましょう。
運動禁止の公園で練習しない
公園の中で練習しているランナーもたまに見ます。
公園の中では運動禁止となっている公園が少なくありません。
※ランナーだけではなく、バトミントンなども禁止。
公園の中を走るのは気持ちいと思います。
わかります。ですがこれもルール。
走っていい場所かどうかをしっかり理解しましょう。
どこでも構わず痰(タン)や唾を吐く
言い方が悪いかもしれませんが、これを見ると
育ちが悪いのかなと思ってしまいます。
ランナー以外でもよく見受けられますね。
たしかに走っていると痰や唾はたまるものです。
しかしトップランナーの中では痰や唾を吐くのは
マナー違反と感じている人も多く、タオルを持参している
選手も大勢います。
市民ランナーも考えてほしいと思います。
道端に痰や唾が落ちていたら、いい気持ちはしませんよね。
走っている最中にあまり周りを気にせず痰や唾を吐くと、
後ろにいるランナーにかかる可能性や、
その痰や唾を踏む可能性もあります。
人の痰や唾にはかかりたくも、踏みたくもないですよね。
もし痰や唾を吐く時には、道路脇によって周りを確認し
吐くようにしましょう。
少しの心がけが周りをハッピーにさせますよ。
なので堂々と道路の真ん中などに吐く事はやめましょう。
どこでも構わず給水の水を吐く
これは痰や唾と似ている部分もありますが、
走りながら水を飲み(すすぎ)、その場でバーっと吐く人がいます。
その場に一人しかいなかったら迷惑にはならないかもしれませんが、
周りに人がいる場合はかかる恐れがあります。
他人が口に含んだ水をかけられるのは、いい気持ちはしませんよね。
なのでこちらも、道路脇によって周りを確認し
吐くようにしましょう。
※周りに人がいなくてもやめましょう。
横一列で走る
これは、新米ランナーに多く見受けられます。
土日または平日の夕方ですね。
※ランナー以外にOLさんなども横一列で歩いているグループが多いですね。
言い方が悪いですが、これは迷惑です。
友達とおしゃべりしながら走る事がダメと言ってるわけではないです。
周りをしっかり気にしてほしいという事です。
車社会には追い越し車線というものがありますが
この追い越し車線をふさいでいるようなものです。
また、普通に散歩している人の方が
ランナーを気にして道を譲る場合もありますが、
歩行者優先というのを理解していないのかなと思ってしまいます。
もし友達とおしゃべりしながら横一列で走りたいと思っているなら
どこかのグラウンドでも借りてそこで練習してください。
私個人的には、これが一番ランナーの気を付けてほしいマナーですね。
なるべく左側を走るようにする
これも、新米ランナーに多く見受けられます。
明確なルールというものはないですが、
走る速さには個人差があります。
- 走るのが早い人
- 走るのが遅い人
- 走るのが早いがLSDで遅く走っている人
- 走るのが遅いがペース走等で早く走っている人
車社会と同じ考えですが、スピードが遅いランナーの方は
なるべく左側によって、右側のスペースをを空けるようにしましょう。
早いランナーにとっても遅いランナーにとっても
お互いが気持ちよく走れると思います。
狭い道幅でスピードを上げる(ペース走など)
これは、ランナー中級者に多く見られます。
例えばですが、皇居ランで走ってる人はわかると思いますが、
皇居ランのコースは一部が狭い個所があります。
人2人分で道幅が埋まってしまうくらいの狭い個所です。
そういうところに、スピードを上げて走ってくるランナーがいます。
正直に危ないのでスピードを上げる練習にはやめてほしいと思います。
もしスピードを上げる練習をするなら、
- 走っている人が少ない早朝
- 道幅が広いコース
で、練習をお願いします。
前を向いて走らない(ぶつかってくる)
これは私も最初はそうでした。
走っていてつらくなったらどんどん目線が下がってきて
前に走っていた人が止まった時にぶつかってしまうという事です。
ちょっと話はそれますが、走る姿勢的にも視線を下に落とすのは
よい姿勢とは言えないみたいです。
私が以前プロのランナーの人に教わったのは
前に走っている人の頭くらいを見ながら走るフォームが
いいフォームとの事でした。
なので下を向いて走っている人は走る姿勢も気にして
注意しましょう。
急に立ち止まる(軽くジョグしてから止まる)
これは「前を向いて走らない」ともリンクしますが、
練習時に目標を設定する事があると思います。
- 10キロ走ったら終わろう
- 20キロ走ったら終わろう
人それぞれですね。
ただし、皇居ランなど人の多い場所ではすぐ後ろに
ランナーがいる場合もあります。
目標を達成して、すぐに休みたい気持ちもわかりますが
急に止まると後ろのランナーがぶつかる可能性もあるので、
止まると時は、軽くジョグしてから止まる事も大切です。
交通ルールを守らない(信号無視など)
これは問答無用でダメです。
それ以外なんでもありません。
最後に
まだ他にも気を付けてほしいマナーがいくつかありますが、
これだけはというのを、お伝え致しました。
基本的には、公共の場を走っている時は走らさせてもらっているという事を
思いながら練習をしましょう。
走っている人も走っていない人もWinWinの関係がいいですもんね。